be動詞の省略/Twitterで学ぶ英語

英語一般

先日、俳優のトム・ハンクス夫妻がコロナウィルスに罹患したというニュースが流れましたが、幸い快方にむかっているようです。

トム・ハンクスとリタ・ウィルソン、コロナウィルスの治療から開放される。

トム・ハンクスとリタ・ウィルソンが退院
一方、俳優仲間のイドリス・エルバはウィルスに罹患していることを公表しましたが、フォロワーにはパニックにならないよう呼びかけています。

bbc.com

今回のツイートのタイトルですが、英語と日本語の動詞の違いに気付いた人は英文法が得意な人ですね。

Tom Hanks and Rita Wilson released from coronavirus treatment.

これを直訳すると、「トムとリタが開放した」となってしまいますよね。しかも誰をコロナウィルスから開放したのかわからず、何となくスッキリしない文です。

実は、 “released” の前に受動態を表すbe動詞が省略されているんです。

下の文章はツイッターではなくBBCのニュースサイトからの引用です。こちらには省略されずに記述(現在完了形で)されてます。

US actor Tom Hanks and his wife Rita Wilson have been released from a hospital in Australia after receiving treatment for coronavirus.

(アメリカの俳優トム・ハンクスと妻のリタ・ウィルソンはコロナウィルスの治療を受けた後オーストラリアの病院から開放された)

この「be動詞の省略」という手法は新聞記事の見出しなどでよく使われます。
限られた文字数で事実を伝えるのに有効なんですね。

Man arrested over Hit-and-Run

ひき逃げ容疑で男が逮捕された (arrestの前にwasが省略)

実はbe動詞の省略は受動態に限った話ではありません。
以前の投稿でも紹介した「be + to不定詞」のbe動詞が省略されるパターンもよくあります。

PM to visit China

首相、中国を訪問の予定 (to の前にisが省略)

この例だと「be + to不定詞」が元々「be going to」の省略、さらに”PM”は”Prime Minister”の省略ということで随分短くなってますが、こんな文がさっと読み書きできるといいですよね。
難しい単語を苦労して覚えるよりもこういった言い回しを一つでも覚えた方が応用範囲は広いと思いますよ。

とにかく、トム・ハンクスさんが快方に向かって良かったです。

この記事を書いた人
チップマンク

50代会社員。転職5回。
帰国子女でもなく留学経験もないですが、外資系や国内海外部門での経験を生かして英語に関するネタを中心に提供していきます。

チップマンクをフォローする
英語一般
スポンサーリンク
チップマンクをフォローする
keep on walking

コメント

タイトルとURLをコピーしました