「スティング」英語セリフと名言集

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練りに練られたストーリー展開と粋でおしゃれな演出が魅力の映画「スティング」から、心に刺さるセリフや日常でも使える言い回しを原文の解説付きで紹介します。

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フッカーの名言

スティング 映画 フッカー
© 1973 – Universal Pictures. All rights reserved.

enough (十分に)

Hooker: I’ll get him anyway.
それでもやる

Gondorff: Why?
なぜ?

Hooker: ‘Cause I don’t know enough about killin’ to kill him.
殺したくても殺し方がわからないからだ。

マフィアのボス、ロネガンに師匠のルーサーを殺されたフッカーは、伝説の詐欺師であるゴンドーフに協力を依頼します。

“enough” は「十分に」という意味で、”know” (知っている) と相性のいい単語ですね。

“I don’t know enough about ~” で「~についてよく知らない」となります。

take over (乗っ取り)

Hooker: I want to take over his operation, and I need you to help me break him.
奴の店を乗っ取りたい。手を貸してくれ。

“take over” は何かの業務を「引き継ぐ」ときの定型パターンです。

やや強引なニュアンスもあって、フッカーのセリフのように「買収」「乗っ取り」という意味にもなります。

jake (結構な)

Hooker: No time to mess around. There’s a guy out there I don’t need to see.
Don’t look around.
時間がない。会いたくない男が表に来てる。
見ちゃだめだ。

waitress: What does he want?
あの人何がしたいの?

Hooker: He’d like to kill me.
Now, look, do me a favor. Go into the bathroom, open the window and wait there.
俺を狙ってるんだ。
お願いがある。トイレの窓をあけて待ってて。

waitress: Why should I…
なんで私が、、

Hooker: Just do what I tell you, and everything will be jake.
Please.
言うとおりにして、そうすれば上手くいく。
頼む。

レストランで殺し屋に狙われるシーン。

最後のセリフに出てくる “jake” は、”OK” や “fine” とほぼ意味は同じです。

close (近い、惜しい)

Gondorff: Well, kid, you beat him.
やったな。

Hooker: You’re right, Henry. It’s not enough.
But it’s close.
ああ、満足とは言えないがね。
でもまずまずだ。

ゴンドーフにねぎらいの言葉をかけられるフッカー。

“it’s close” の “close” は、動詞の「閉じる」ではなく形容詞の「近い」ですね。

スポーツなどで接戦のことを「クロスゲーム」といいますが、元は “close game” から来ています。

ここではゴンドーフの呼びかけに対して、ほぼ目的を達したと伝えています。

ゴンドーフの名言

スティング 映画 ゴンドーフ
© 1973 – Universal Pictures. All rights reserved.

wire (有線詐欺)

Gondorff: We’ll use the wire.
Haven’t known a poker player yet didn’t wanna beat the ponies.
「有線」だ。
馬も好きなはずだ。

“wire” は “wire fraud” の略で「通信詐欺」とも言われます。

次のセリフは省略されてて分かりにくいですが、正しくはこうですね。

I haven’t known a poker player yet who didn’t wanna beat the ponies.”
「競馬でも勝ちを望まないポーカープレイヤーなど未だ見たことがない。」

doesn’t it (だよね)

Gondorff: Nothing’s gonna make up for Luther.
Revenge is for suckers.
ルーサーは帰らない。
復讐なんてアホのやることさ

Hooker: Then why are you doing it?
じゃあ、なぜやる?

Gondorff: It seems worthwhile, doesn’t it?
やりがい
がありそうだからさ。

ゴンドーフのセリフにでてくる “doesn’t it?” は、文末につけて「~ですよね」と念を入れたいときに使います。映画やドラマでよく出てきますよ。

直前の動詞によって “isn’t it?” などパターンもありますが、意味は一緒です。

ここで大事なのは意味より発音です。最後の “t” は発音しないので気をつけてください。

私の耳ではこう聞こえます。

  • doesn’t it ⇒ 「ダズネ」「デズネ」
  • isn’t it ⇒ 「エズネ」

これさえ知っていれば聞き逃すことはないですよ。

ルーサーの名言

スティング 映画 ルーサー
© 1973 – Universal Pictures. All rights reserved.

nail (うまくいく、捕まえる)

Luther: Why are you spraying money around like that?
You could’ve been nailed!
なぜそんな風に金をばらまく?
捕まってたかもしれんぞ。

“nail” というと「爪」あるいは「くぎ」を連想する人が多いと思いますが、動詞としては、

  • うまくいく
  • 捕まえる

といった意味もあるんです。

金づちで釘を真っすぐに打つのってちょっと難しいですよね。それができた時の「やった」という感覚ですね。

grifter (いかさま師)

Luther: No class grifter would’ve done it, that’s all.
一流ならやらん

「だます」という意味の動詞 “grift” が名詞形になって「詐欺師」「いかさま師」ですね。

直訳すると「どんな詐欺師だってそんなことはしない、それだけだ」となります。

out (やめる)

Hooker: I want to work with you, Luther.
俺はあんたと組みたいんだ
、ルーサー。

Luther: I’m out, Johnny.
もうやめるよ、ジョニー。

“I’m out” というのは、ポーカーなどの賭け事で「やめる、降りる」意志を示す場合の決まり文句です。

ルーサーは職業としての詐欺師から降りるという意味でこのフレーズを使ってます。

ロネガンの名言

スティング 映画 ロネガン
© 1973 – Universal Pictures. All rights reserved.

you follow? (わかったな?)

Lonnegan: The name’s Lonnegan. Doyle Lonnegan.
You’re gonna remember that, Mr. Shaw, or you’re gonna get yourself another game.
You follow?

ドイル・ロネガンだ。
勝負したけりゃよく覚えとけ。
いいな

わざと名前を間違えるゴンドーフにキレた敵役のロネガン。

“You follow?” は彼の口ぐせで、作品中で繰り返し出てきますね。

cheat (だます)

Floyed: He had to make a switch!
We can’t let him get away with that.
あの野郎すり替えやがった!
ただじゃおかねえ。

Lonnegan: What was I supposed to do?
Call him for cheating better than me in front of the others?
俺にどうしろってんだ?
「奴は俺よりイカサマが上手いです」って公表するのか?

ゴンドーフにはめられて手下を非難するロネガン。

最後のセリフも、文頭に “Do you” をつけて “Do you call him for ~” とやるとわかりやすいですね。

not only (だけじゃなく)

Lonnegan: Not only are you a cheat you’re a gutless cheat as well.
意気地のないイカサマ師だなお前は。

前半の “Not only are you a cheat” ですが、”not only” を強調するために文頭に持ってきて、それに引っ張られて “are” と “you” が倒置になってます。

直訳すると、

「ただのペテン師どころか、さらに意気地のないペテン師だな」

となります。

まとめ

スティング 映画 フッカー ゴンドーフ
© 1973 – Universal Pictures. All rights reserved.

詐欺師を主人公にしたいわゆるコン・ムービーの傑作「スティング」。

単語の省略も多くセリフのスピードも速かったりと、英語学習の材料としては難易度高めですね。

でも、あのポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの言っていることが理解できるだけでも聞いてみる価値はありますよ!

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きっと心に刺さるフレーズが見つかりますよ!


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この記事を書いた人
チップマンク

50代会社員。転職5回。
帰国子女でもなく留学経験もないですが、外資系や国内海外部門での経験を生かして英語に関するネタを中心に提供していきます。

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