「きみに読む物語」英語セリフと名言集

名画座

身分違いの恋という定番のストーリー展開に演出のひとひねりを加えた「きみに読む物語」。

そんな「きみに読む物語」から、心にささる名言、気の利いた表現の数々を原文の解説とともに紹介します。

タイトルについて

本作品の原題は “The Notebook” です。シンプルですね。

日本語の場合、英語で言う「ノートブック」という意味では「ノート」が一般的です。

それではわかりにくいと映画会社の人が考えたのか、やや説明っぽいタイトル「きみに読む物語」になってます。

プロローグ

Noah: I am no one special, just a common man with common thoughts.
I’ve led a common life.
There are no monuments dedicated to me.
And my name will soon be forgotten.
But in one respect, I’ve succeeded as gloriously as anyone who ever lived.
I’ve loved another with all my heart and soul and for me that has always been enough.

私はどこにでもいる平凡な思想の平凡な男だ。
平凡な人生を歩み、名を残すこともなくじきに忘れ去られる。
でも一つだけ、誰にも負けなかったことがある。
命がけである人を愛した。私にはそれで十分だ。

ここで出てくる “as ~ as ever …” というのは原級を使った比較表現で、

「これまで … した誰よりも ~」という意味です。

今回の場合は「ある1点について、これまで生きてきた誰よりも輝かしく成功した」となりますね。

確かにここまで言いきれれば十分ですよね。。

出会い

Noah: I can be fun, if you want…pensive, uh, smart, uh, superstitious, brave. And uh… I can be light on my feet.
I could be whatever you want.
君が望めば道化にも詩人にも気の利いたヤツにも迷信家にも勇敢にもダンサーにも
何にでもなる。

アリーに一目惚れしたノアが必死に口説くシーン。

“be light on my feet” というのは「フットワークが軽い」くらいの意味で、本編ではタップダンスのマネをしながらしゃべってます。

きみに読む物語 アリー ノア
© 2004 New Line Cinema. All rights reserved.

Allie: Oh, that was a lovely poem.
素敵な詩ね。

Frank: Whitman.
See when he was a little kid he used to stutter real bad.
So, I got him to read me poetry out loud.
It wasn’t very pretty at first, but then his stutter went away.

ホイットマンさ。
息子は子供のころひどい吃音でね。
それで詩の朗読を始めさせたら、そのうち治ったんだよ

Allie: Well, it’s a good idea, that poetry.
詩の朗読って名案だわ。

ノアの父、フランクも気さくなナイスガイですね。

関係ないですが、同じくレイチェル・マクアダムズの出演作「アバウト・タイム」に出てくる義理の父によく似てます。

なお、ホイットマンの詩は本作品の中でもキーワードになっています。

Allie: Do you think in another life, I could have been a bird?
前世で私、鳥だったと思う?

Noah: What do you mean?
どういうこと?

Allie: Like reincarnation. I think I could.
Now say you’re a bird too.
生まれ変わりよ。きっとそう。
あなたも鳥よね

Noah: If you’re a bird, I’m a bird.
君が鳥なら

きみに読む物語 アリー ノア
© 2004 New Line Cinema. All rights reserved.

海岸で語るアリーとノア。

「鳥」もまた二人を象徴する言葉として、ストーリーを通して重要な役割を担っています。

別れ

Allie: Are you breaking up with me?
私と別れるの?

Noah: I don’t see how it’s gonna work.
うまくいきっこない

Allie: You don’t mean it.
冗談よね

アリーのセリフに出てくる “mean” は、「意味する」「~のつもりで言う」という意味です。

つまり “You don’t mean it.” は直訳すると

「あなた、そんなつもりで言ってるんじゃないよね」

といった感じです。

  • 相手が本心ではないことを言っている
  • 自分がそれを信じたくない

ときに使われます。今回の状況だと、どちらとも取れますね。

奇跡

Noah: I don’t know, there’s something about today.
Maybe it’s a day for a miracle.

今日は何かが違う
奇跡の日かも

きみに読む物語 アリー ノア
© 2004 New Line Cinema. All rights reserved.

現在のアリーは老人ホームで療養中。ノアは彼女に読み聞かせをしています。

ここで登場する “something” は、口語表現として、ただの「何か」ではなく、

  • 目に見えないけど大事なもの
  • 言葉にならない素晴らしいもの

という意味を含んでいます。

そして “today” が入っていることで、ノアはこれまで何度も読み聞かせをしていることが想像されます。

医者や子供たちにはわからない小さな変化をノアは感じているんです。

マーサの告白

Martha: She’s sensational. She really is.
I’m really glad that I came, Noah.
I’d forgotten what it’s like.
For the first time since I lost Richard, I feel like I’ve got something to look forward to.

彼女はすばらしい人ね。本当に。
来て本当に良かったわ、ノア。
私忘れてた。
夫を亡くして以来、初めてまた本気で人を愛せそう。

アリーと再会する直前までノアが付き合っていた戦争未亡人マーサのセリフです。

ここでも “something” が使われてますね。

後先のことなど考えず必死にノアを愛するアリーの姿を見て、自分が失いかけていた何か (something) を思い出したのでしょう。

母の告白

Anne: Oh, this is just very embarrassing.
Oh, I’m a stupid woman.
Look at me, the big old bawl-bag.

いい年して恥ずかしいわ。
バカね、泣いたりして。

小さいころから自分を抑圧する存在だった母アンの意外な過去に驚くアリー。

“bawl-bag” というのは「泣き叫ぶ赤ん坊」という意味です。

シーブルックの家にて

Noah: Will you just picture your life for me?
30 years from now, 40 years from now, what’s it look like?
If it’s with that guy, go! Go!
I lost you once, I think I could do it again, if I thought it’s what you really wanted.

将来を思い描いてみて。30年後、40年後はどうなってる?
もしヤツと一緒なら行け!
一度は失ってるんだ、それが君の望みなら俺はまた耐えていける。

きみに読む物語 アリー ノア
© 2004 New Line Cinema. All rights reserved.

“that guy” とは、アリーの結婚相手であるロンを指してます。

彼もいいヤツなんですけどね。。

手紙

Noah: “The best love is the kind that awakens the soul and makes us reach for more, that plants a fire in our hearts and brings peace to our minds.”
最高の愛は魂を目覚めさせ人を成長させる
ハートに火をつけ精神に平安を与える

“And that’s what you’ve given me.”
君がそれをくれた

“That’s what I’d hoped to give to you forever.”
僕もあげたかった

教養はないかもしれませんが、父親とホイットマンを朗読してきただけあって格調の高い文章です。

最後の一文が泣かせます。

まとめ

良家の箱入り娘としがない労働者の息子、そしてリッチな婚約者との三角関係と、恋愛ものの王道をいくストーリーですが、現在のリアルな状況とうまくリンクしていて最後まで飽きることなく楽しむことができます。

きみに読む物語 アリー ノア
© 2004 New Line Cinema. All rights reserved.

感情的なアリーの性格は、興奮するとスラングを多用する言葉使いにもよく表れています。

一方のノアの物言いは意外に抑制的というか、内向的とさえいえます。

映像だけでなくセリフの面からも二人を追いかけていくと、新たな発見がありますよ。

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この記事を書いた人
チップマンク

50代会社員。転職5回。
帰国子女でもなく留学経験もないですが、外資系や国内海外部門での経験を生かして英語に関するネタを中心に提供していきます。

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