「サイコ」/数多くの模倣やパロディを生んだサスペンスの代名詞

名画座

あらすじ

不動産会社で経理を担当するマリオンは、顧客から偶然手にした4万ドルもの大金を持ち逃げしようと企て、元妻への慰謝料に悩む恋人サムのいるロサンゼルスに向かう。しかし途中で運悪く嵐に会い、大通りから外れた寂しいモーテルにたどり着く。

モーテルのオーナーであるノーマンは一見感じの良い青年で、普段は丘の上の母屋に年老いた母親と一緒に暮らしていた。

マリオンを食事に誘うノーマンだったが、マリオンは自分を快く思わない彼の母親や不気味な装飾品、そして手元の4万ドルが気になって仕方がない。
そんなマリオンを気にする素振りも見せず会話を楽しむノーマン。

彼の言動に不信感を持ちつつ部屋に戻ったマリオンがシャワーを浴びる中、ノーマンが取った行動とは。。

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勝手に評価

キャスト 4.0
映像 4.0
音楽 4.5
演出 5.0
総合 5.0

 

作品を通してみたのは実は初めてだったんですが、どこかで見たようなシーン、聞いたことのある展開が多いことに驚きました。

映画に留まらず、与えた影響がそれだけ大きかったということでしょう。

雨、自動車、新聞、鳥、階段といった小道具を有効に使い、大げさな特撮など使わなくても登場人物の心理状態を巧みに表現して見ているものを恐怖や不安に陥れるヒッチコック監督の手腕が光ります。

その中でもシャワー室で絶叫するシーンと、金切り声のような独特の音楽はあまりにも有名ですね。

ストーリーの方はというと、マリオンと4万ドルの行方を中心に進むのでは?という観客の予想はあっさり裏切られます。

そこから意外な方向に展開していくのですが、見ている方としては「ん?これからどうなるの?」と不安になってきます。

(全然関係ないですが、黒澤明監督の「生きる」に似たフェイントだなと思いました)

ノーマン親子の住む母屋

そして疑惑は徐々にノーマンとその母親に向かっていくのですが、タイトルにもつながるトリックがやや陳腐に感じられるのは、本作品をモチーフにしたアイデアが無数にでてきたからでしょう。

作品情報

原題 Psycho
公開 1960年 アメリカ
監督 アルフレッド・ヒッチコック
出演 アンソニー・パーキンス (ノーマン・ベイツ)
ジャネット・リー (マリオン・クレイン)
ヴェラ・マイルズ (ライラ・クレイン)
ジョン・ギャヴィン (サム・ルーミス)
マーティン・バルサム (ミルトン・アーボガスト)
ジョン・マッキンタイア (アル・チェンバース)
サイモン・オークランド (フレッド・リッチモンド)
この記事を書いた人
チップマンク

50代会社員。転職5回。
帰国子女でもなく留学経験もないですが、外資系や国内海外部門での経験を生かして英語に関するネタを中心に提供していきます。

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