「ラ・ラ・ランド」英語セリフと名言集

名画座

はじめに

2017年に公開されたミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」。

おしゃれで明るい音楽やダンスは日本でもブームになりましたね。

そんな「ラ・ラ・ランド」のなかから、気の利いたセリフ、深く考えさせるセリフ、実用的ですぐ使えそうなセリフなどをシーン別に紹介します。

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セブの部屋

Seb: I had a very serious plan for my future.
It’s not my fault I got Shanghai’ed.
俺には将来の計画がある。でもだまされたんだ。

Laura: You did not get “Shanghai’ed”, you got ripped off.
違うわ、カモにされたのよ

いつまでもジャズピアニストを夢見るセブに姉のローラが説教するシーンです。

“Shanghai” は地名の「上海」ではなく、「だます」という意味なので注意しましょう。

そして “ripped off” は「法外な金を取られる」という意味で、どちらにしても家族が心配することに変わりはありませんね。

バイト先1

Waitress: Well… Welcome back.
あら、お帰り。

Seb: There’s a nice way to say that.
イヤミだな。

レストランでピアノのバイトをするセブ。馴染みのウェイトレスからの一言につぶやいてます。

勝手な曲ばかり弾くセブと気難しい店長の仲が良くないのを知っているウェイトレスは、「よく戻ってこれたね」と言いたかったわけです。

実際、この後すぐにクビになってしまいますが。。

ラ・ラ・ランド セブ
(C)2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

バイト先2

Seb: But requesting “I Ran” from a serious musician — it’s too far.
だが本物のミュージシャンに「アイ・ラン」か?

Mia: My God. Did you just call yourself “a serious musician”?
え、本物のミュージシャンで言った?

パーティの余興バンドで演奏しているセブに再会するミア。

こちらも皮肉とイヤミの応酬で笑えますね。

以下はミアがセブの派手な衣装をからかってます。

Mia: Can I borrow what you’re wearing?
その着ているもの貸してくれない?

Seb: Why?
なんで?

Mia: Because I have an audition next week.
I’m playing a serious fire-fighter.
オーディションで本物の消防士を

セブも負けていません。

Seb: So you’re an actress. That makes sense.
Have I seen you in anything?
女優か。見覚えがある。何に出てた?

Mia: Uh… The coffee shop on the Warner Brothers lot. That’s a classic.
えっと、ワーナー・スタジオのカフェ、名作よ。

Seb: Oh, you’re a barista.
Well now I see how you can look down on me from all the way up there.

Guess I’ll see you in the movies.
ああ、バリスタか。だから俺を見下した態度なんだな。
スクリーンで会おう。

“make sense” は「筋が通っている」「意味がある」といった意味で、日常会話でも頻出表現です。
ミアが映画になんか出てないのを知っていてわざと聞いているんですね。

ちなみにセブのセリフ “I’ll see you in the movies.” は、この後のミアのある行動の伏線になってます。

ロケ現場

Seb: Anyway, that’s L.A. They worship everything and they value nothing.
この街は何でも金だ。本当の価値はそっちのけ。

伝説のジャズクラブが今ではサンバとタパスが売りの店になっていることを嘆くセブ。

流行ってるものなら何でもありがたがって、本当の価値を認めようとしない風潮にいら立ってます。こういうことろがお姉さんに「ロマンチックすぎ」とバカにされるんですけどね。

ラ・ラ・ランド セブとミア
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音楽スタジオ

Keith: How are you going to save jazz if no one’s listening?
Jazz is dying because of people like you.
You’re holding onto the past.

「ジャズを救う」なんて誰も聴かなきゃ始まらない
お前はジャズを救ってないぞ。
過去にしがみつくなよ。

ミアとの生活のために旧友キースのバンドに参加することを決めたセブ。

ですが、クラシックなジャズスタイルへのこだわりを捨てきれず、キースにきつい一言を食らいます。

特に “Jazz is dying (ジャズは死にかけてる)” のフレーズは自分がミアに対して (他人事のように) 言っていたセリフがブーメランのように返ってきていて、耳の痛いところですね。

セブとミアの部屋

Mia: People love what other people are passionate about.
人は情熱をもって取り組んでいる誰かの姿に惹かれるものよ。

Seb: Anyway — it’s time to grow up. You know?
もういい。大人になろう

Mia: You had a dream that you were sticking to, that —
昔からの夢はどこへ行ったの?

「自分の店を持つ」という夢をあきらめてしまったセブがミアには信じられません。

“stick to” は「固執する」「しがみつく」「くっつく」というときの定番表現です。

Seb: Guys like me go their whole lives and never do anything that’s liked.
I’m finally doing something that people enjoy. What is wrong with that?
俺なんかが成功を味わえた。
人の好む音楽をやって、ようやく人を楽しませてる。

Mia: Why do you care so much about being liked– ?
あなたが人の好みを気にするの?

Seb: You’re an actress, who are you to talk about??
女優の君に言えるか?

姉のローラやバンド仲間のキースから諭され、ミアと一緒になるというもう一つの夢のために自分を抑えて手にした商業的な成功。

しかし皮肉なことに、「自分の夢を追いかける」ことをやめたセブの態度こそ、ミアには一番受け入れられなかったのです。

頭にきたセブも言い返します。

“who are you to” は「~するとは何様のつもりだ」という慣用句です。

「そういうあなたは誰?」といえばわかりやすいかな。

とにかく「自分のことを棚に上げてよくいうよ」といった感じですね。

Seb: Maybe you liked me more when I was a failure because it made you feel better about yourself.
君は優越感のために不遇の俺を愛した。

Mia: Are you kidding?
冗談よね

Seb: No.
違う

そしてこのセリフに繋がっていくわけです。

セブの屈折した性格がこんなところで出てしまいましたね。。

直訳すれば「俺がダメだった時の方がよかったんだろう、そのほうが優越感に浸れるからだ。」となります。

ちなみに “kidding” は「子供」の kid ではなく「冗談を言う」という動詞で、映画・ドラマはもとより日常会話でも超頻出表現です。

ミアの実家

Mia: Maybe I’m one of those people who’s always wanted to do it but never had a chance.
私はきっと女優に憧れててただけ。

It’s a pipe dream. Maybe it’s like you said. Maybe I need to grow up.
叶いもしない夢を追いかけてた。あなたは夢を変えて大人になった。

一人芝居を酷評され実家に引きこもるミアをセブが迎えに行くシーンです。

“pipe dream” というのは「かなわぬ夢」「はかない希望」という意味です。アヘン吸引者が見るような幻想から来ています。”pipe” とはその「パイプ」だったんですね。。

グリフィスパーク

Mia: Where are we?
ここはどこ?

Seb: Griffith Park.
グリフィスパークだろ。

Mia: I mean — where are we?
私たちのこれからよ。

Seb: I know…I don’t know.
わからないな。

ミアのセリフ “where are we?” は、単に場所を聞いているわけではないことはセブにもわかっています。

前後のつながりから言って、”where are we (going)?” 「私たちどこに行くんだろう」と聞いているのです。

Mia: If I get this —
もし受かったら、、

Seb: When you get this — you’ve got to give it everything you’ve got.
Everything. It’s your dream.

君が受かったら没頭しないと。
全力で。君の夢だ。

Mia: What are you going to do?
あなたは?

Seb: I’ve got to follow my own plan.
Stay here. Get my own thing going. You know…

俺も自分の道を進むよ。
この街にとどまって、、

ここで面白いのは、ミアが “If I get this” といったあと、セブがすぐに “When you get this” と訂正していることです。

セブにとってはミアがオーディションに合格するのは “If” ではなく”When”、つまり時間の問題だと確信していることがこの一言からもわかります。

ちなみに “have got to” はネイティブが好んで使うフレーズで、意味は “have to” とほとんど同じです。

Mia: You know I’m always gonna love you.
ずっと愛してるわ。

ただの “I love you” ではなく、ミアがあえて “I’m always gonna love you” と言ったのは、「この先ふたりがどうなるかわからないけど、私は夢を追いかけるあなたをいつでも愛している」というニュアンスを含んだ深いセリフですね。

まとめ

華やかな音楽とダンス、そしてミアとセブの切ないロマンスものとしての評価も高い「ラ・ラ・ランド」。

ここでは何気ないセリフのなかから二人の本音に迫った表現をピックアップしてみました。

セブは早口でボソボソしゃべる英語学習者泣かせのタイプです(笑)。

ラ・ラ・ランド セブ
(C)2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

対照的にミアのセリフは明瞭で聞き取りやすいですね。

ラ・ラ・ランド ミア
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二人の口ぐせや言い回しの変化に気を付けて観ると、また違った発見がありますよ!

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きっと心に刺さるフレーズが見つかりますよ!


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この記事を書いた人
チップマンク

50代会社員。転職5回。
帰国子女でもなく留学経験もないですが、外資系や国内海外部門での経験を生かして英語に関するネタを中心に提供していきます。

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