「インターステラー」英語セリフと名言集

インターステラー 名画座

地球の寿命が尽きかけるなか、人類の存亡をかけ、時空を超えて奔走する親子を描いた「インターステラー」より、心に残るセリフ、便利な言い回しなどを原文解説付きで紹介します。

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タイトルについて

タイトルの「インターステラー」は原題でもそのまま “Interstellar” です。

“Inter” は接頭辞で「~の間」を表します。「インターナショナル (国際的)」などと同じですね。

一方、”stellar” は「星の」「恒星の」を表す形容詞です。同じく星を表す “star” と語源は一緒です。

つまり「インターステラー」とは「星と星の間」、宇宙船で星から星へと渡り歩く様子を表しているんですね。

Ghost – 幽霊 –

インターステラー クーパー マーフ
© 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures Corporation.

Cooper: Don’t tell me you’re afraid of some ghost.
No, you got to go further.
You got to record the facts, analyze, get to the how and the why…
then present your conclusions. Deal?

幽霊を怖がるな、もっと踏み込め。
事実を記録して分析、現象を探り、、
そして結論に導く。いいな?

「幽霊」を発見した娘のマーフに対するクーパーの返答です。

ここで get (got) to というフレーズが2種類でてきます。

ひとつめは “have got to (~しなければならない)” の省略形。

You (have) got to go further.
You (have) got to record the facts, analyze.

話し言葉でよくあるパターンですね。

もうひとつが「たどり着く」を意味する “get to”。

Get to the how and the why.

how と why は “the” をつけてそれぞれ「その方法」「その理由」と名詞化しています。

Murphy’s law – マーフィの法則 –

Murph: Why did you and Mom name me after something that’s bad?
なんでこんな名前にしたの?

Cooper: Murphy’s Law doesn’t mean that something bad will happen.
What it means is whatever can happen will happen.
マーフィの法則は悪いことを言ってるんじゃない。

あの法則の意味は「起こりうることは起こる」だ。

「マーフィの法則 (Murphy’s law)」は「海外版あるある」と言った感じで、以前に日本でも流行った記憶があります。

宇宙飛行士だったクーパーはあえてこの名前を子供につけていたんですね。

Lazarus – ラザロ –

インターステラー ブランド教授 アメリア クーパー
© 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures Corporation.

Brand: The Lazarus missions.
「ラザロ計画」だ。

Cooper: Oh, that sounds cheerful.
不吉な名だな。

Brand: Lazarus came back from the dead.
死から蘇った。

Cooper: Sure, but he had to die in the first place.
ああ、でも一度死んでる。

NASAの秘密プロジェクトについて説明するブランド教授。

ラザロというのはキリスト教における聖人の一人で、死後にイエスの奇跡により復活した人物です。

クーパーが “sounds cheerful” と前向きな言葉で皮肉に答えているのが面白いですね。

Brand: And whoever they are, they appear to be looking out for us.
That wormhole lets us travel to other stars.
It came along right as we needed it.
They’ve put potentially habitable worlds right within our reach.
Twelve, in fact, from our initial probes.

彼らが誰であれ、私たちを助けようとしている。
ワームホールは他の惑星への移動を可能にした。
我々が必要としていたところへやってきた。

彼らはまさに手の届くところに可能性を残してくれた。
12回試みた。

先遣隊12名がすでにワームホールを通って探索に向かっているというエピソードからは、同じくキリスト教でイエスの死後に布教に尽力した「12人の使徒」を思い起こします。

そして、ワームホールを出現させ、滅亡しつつある人類に手を差し伸べる「彼ら」。

わざわざラザロの名前を持ち出してくるあたり、これは「神」をイメージしたものと思って間違いないでしょう。

最先端のSFを装いつつ、その背後に暗示的な要素を盛り込んでいるのがこの映画の特徴です。

Stay – 留まれ –

インターステラー STAY
© 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures Corporation.

Murph: I figured out the message.
One word. Know what it is?
It says, “Stay,” Dad.
You don’t believe me.

解読できた。
たった1語、何だと思う?
「行くな」って言ってる。
信じないのね。

クーパーの言いつけ通り、幽霊を分析するマーフ。

“stay” は本編中、さまざまな場面で使われるキーワードです。

この stay 、ホテルの滞在日数などでおなじみですね。基本的な意味は「そのままの状態でいる」ことです。

放っておくと動いたり状態が変わってしまうのを押しとどめるニュアンスがあるのですが、ここでは宇宙に飛び出そうとするクーパーをまさに留めようとするのに使われてますね。

Rage – 怒り –

インターステラー クーパー
© 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures Corporation.

Do not go gentle into that good night
「穏やかな夜に身を任せるな」

Old age should burn and rave
「老いても怒りを燃やせ」

At close of day
「終わりゆく日に」

Rage, rage against the dying of the light
「怒れ、怒れ、消えゆく光に」

これはイギリスの詩人、ディラン・トマスの詩の一節で、ブラント教授が宇宙に旅立つクーパーたちに贈る言葉として登場します。

“close of day” や “dying of the light” を地球や人類にあてはめ、クーパー達に決してあきらめるなと鼓舞しています。

Gravity – 重力 –

インターステラー 幽霊 重力
© 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures Corporation.

Cooper: It’s not a ghost. It’s gravity.
幽霊じゃない。重力だ。

Amelia: The only thing that can move across dimensions, like time, is gravity.
時間みたいに次元を超えられるのは重力だけよ

Cooper: The beings that led us here, they communicate…through gravity, right?
重力を介して俺たちはある存在にここに導かれた、ってことか?

“stay” と並んで「インターステラー」のキーワードになるのが “gravity (重力)” です。

説明はちょっと難しかったですが。。

アメリアのセリフは、以下の頻出表現

“The only thing that 〇〇 is △.”
「〇〇できるのは△だけ」

の応用形ですね。

Answer – 答え –

インターステラー マーフ
© 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures Corporation.

Murph: I called it a ghost because it felt…
It felt like a person.
It was trying to tell me something.
If there’s an answer here on Earth, it’s back there…somehow, in that room.

幽霊と言ったのは、、
人の気配がしたから。
何か伝えようと。
答えがあるとすればあそこよ。

マーフのセリフ “I called it a ghost”。

これは “call A B” で「AとBと呼ぶ」と言いたいときの定番表現です。

例文

Please call me Ken.
ケンと呼んでください。

余計な前置詞とか考えず、単純に「call + 人(モノ) + 名前」と並べるだけなので簡単ですね。

Murph: Eureka!
ユリイカ!

「ユリイカ」というのは古代ギリシャ語で「わかった」「発見した」という意味です。

あのアルキメデスが風呂から飛び出して叫んだというエピソードで有名ですね。


まとめ

インターステラー エンデュランス号
© 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures Corporation.

壮大なスケールで人類の再生と親子のきずなを描いた「インターステラー」。

マン博士の英語が少し早口で、一部難しい専門用語がでてくる箇所もありますが、クーパーはじめその他のセリフは総じて聞き取りやすく、スラングも少ないので学習者にはおすすめですよ。

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この記事を書いた人
チップマンク

50代会社員。転職5回。
帰国子女でもなく留学経験もないですが、外資系や国内海外部門での経験を生かして英語に関するネタを中心に提供していきます。

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