「ゴッドファーザー・パート3」英語セリフと名言集

名画座

イタリア系マフィアのコルレオーネ・ファミリーを率いてきたマイケルの晩年を描く「ゴッドファーザー・パートIII」。

ここでは、主人公マイケルと元妻のケイのセリフの中から印象に残ったものを英語の原文付きで紹介したいと思います。

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マイケルのことば

We’re back to the Borgias!

まるでボルジア家だ!

ボルジア家というのは、かつてイタリアで栄華を誇ったスペイン系貴族の家系です。

権謀術数を巡らせて君臨した様子から現在でもあまり良いイメージはなく、マイケルもバチカンの枢機卿とその仲間たちに対して軽蔑の意味を込めて呼んでいます。

何気ないセリフの中にも歴史を感じさせるのがゴッドファーザーシリーズの特徴ですね。

Never hate your enemies. It affects your judgment.
敵を憎むな。判断が鈍るぞ

Never let anyone know what you’re thinking.
考えを表に出すな。

マイケルの甥ヴィンセントに向けたセリフ。
ヴィンセントは父親譲りで短気なところがあります。

ゴッドファーザー・パート3 マイケル ヴィンセント
PARAMOUNT pictures

“Never” を使った警告は「パート1」で先代ヴィトーもヴィンセントの父ソニーに対して使っていました。

こういった細かいところで作品ごとの比較をするのも面白いですね。

Just when I thought I was out, they pull me back in!

足を洗えたと思ったとたん引き戻される

コルレオーネ・ファミリーを合法組織にしようと奔走するマイケルですが、裏社会との決別は容易なことではありません。

ここでいう “they” とは、もちろんかつての同業者ですね。

Well, I’m beyond redemption.

私は救いようがない。

redemption は聞きなれない言葉ですが、「(罪を)のつぐない」「あがない」という意味です。

ゴッドファーザー・パート3 マイケル
PARAMOUNT pictures

それを beyond、つまり超えてしまっているということです。

余談ですが、日本でも人気の高い映画「ショーシャンクの空に」も、原題は “The Shawshank Redemption” です。

あちらも「宗教」が重要なモチーフになってますね。

Connie, all my life I, kept trying to go up in society, where everything higher up was legal, straight.
コニー、私は常に堅気でまともな社会の上層を目指してきた。

But the higher I go, the crookeder it becomes.
だが上に行くほど腐っている。

How in the hell does it end?
どうなってる

“hell” は名詞では「地獄」ですが、”in the hell” のように文章の中に入れて話し手の怒りやいらだちなどを強調するすることができます。

「一体どれほど○○なんだ!」といった感じです。

You won’t be able to go back. You’ll be like me.

戻れなくなるぞ、私を見ろ

ヴィンセントに家督をゆずる際に忠告をするマイケル。大切なものを失い続けた人生の意味がヴィンセントにどこまで伝わっていたのでしょうか。。

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ケイのことば

You know Michael, now that you’re so respectable I think you’re more dangerous than you ever were.
ねえマイケル、以前のあなたより名声を手にした今の方がよほど危険だわ。

In fact, I preferred you when you were just a common Mafia hood.
実際、並みのマフィアだった以前のあなたのほうがましだった。

“You know”は文頭にくると、相手に同意を求めるようなニュアンスになります。

あえて直訳すれば「知ってるよね」といった感じですね。

Let’s be reasonable, Okay?
理性的になって、いい?

That’s your big thing isn’t it Michael. Reason.
Backed up by murder.
何よりも理性が大事なんでしょう?
血染めの理性

過去を弁解するあまり興奮するマイケルに対し、あえて彼の好きな「理性」という言葉で反応するケイ。

ゴッドファーザー・パート3 ケイ
PARAMOUNT pictures

“reason”を「理由」と覚えている人も多いと思いますが、実際にはもう少し幅広く「理性」や「道理」といった意味で使われることも多いです。

MICHAEL: Let me show you Sicily. The real Sicily. Maybe you’ll understand the family history a little better.
シシリーを案内させてほしい。ファミリーの歴史をもっと理解できるよ。

KAY: Oh I think I understand it well enough.
ええ、もう十分理解してるわ

「ゴッドファーザー・パート3」の中のケイの言葉のはしばしには、とにかく皮肉や嫌味がこもっているのが特徴です。

かつて恐怖を感じたマイケルに対する防衛本能といった趣きです。それに対してマイケルが何も言わないのは、責任の一端が自分にもあるとわかっているからでしょう。

I guess, if it’s any consolation, I want you to know that I always loved you, Michael.
答えにならないかもしれないけど、あなたを愛さなかったことはなかったわ

I always – I always will.
そして、この先も愛し続ける

それでも最後にこう言ってもらえて、マイケルも少しは救われたのではないでしょうか。

“I always will” の後には “love you” が省略されてますね。

まとめ

傑作として揺るぎない評価の定まったパート1、パート2に比べ、「ゴッドファーザー・パート3」は観るものに様々な印象を与えながら現在に至ってます。

約30年ぶり(2020年12月)に「ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期」として再編集版が出るあたり、制作側も試行錯誤だったのでしょう。

とはいえ、父ヴィトーから続いた物語の最後を飾る作品として見ごたえのあることは間違いありません。

英語のセリフをたどっていくと、ヴィトー、マイケル、そしてヴィンセントへファミリーを守る意志が受け継がれていくのがよくわかります。

みな同じような単語を使うようになっていくんですよ(笑)。

ぜひパート1から続けて観ることをおすすめします!

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(おまけ)パート3終盤の劇場での暗闘は、ヒッチコックの名作「知りすぎた男」からアイデアを借りてますね。比べてみると面白いですよ。


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この記事を書いた人
チップマンク

50代会社員。転職5回。
帰国子女でもなく留学経験もないですが、外資系や国内海外部門での経験を生かして英語に関するネタを中心に提供していきます。

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