「ゴッドファーザー・パートII」英語セリフと名言集

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イタリア系マフィア・コルレオーネ家の盛衰を描いた「ゴッドファーザー」シリーズ。その第二作は初代ドン・ヴィトーの青年時代と組織維持に奔走する2代目マイケルの物語が並行して進むという凝った構成で、第一作に劣らず高い評価を得ています。

今回はその中から観る者の心に刺さる名言を原文の解説とともに紹介したいと思います。

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ファミリーに関する名言

SENATOR – we’re both part of the same hypocrisy.
But never think it applies to my family.
上院議員、偽善はお互いさまだ。だがファミリーへの侮辱は許せん。

マイケルとそのファミリーに暴言を吐いたギアリー上院議員に対するマイケルの返答です。

イタリア移民の先代ヴィトーが苦労して育て上げたコルレオーネファミリーのプライドを傷つける発言を不用意にもしてしまったギアリーは、その後高い代償を支払う羽目になります。

“hypocrisy” はちょっと難しい単語ですが「偽善」です。反対語は “sincerity (誠実さ)”になります。

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If he’s Italian — why does he bother other Italians?
やつもイタリア人なら、なぜ同じイタリア人を泣かす?

リトル・イタリーの労働者に嫌がらせをしては金を巻き上げるファヌッチに対し、仲間を大切にするヴィトーは本能的な嫌悪感を抱きます。

“bother” は「悩ませる」「迷惑をかける」という意味です。ちょっとした応答によく使われます。

ビジネスに関する名言

Now, one thing that I learned from Pop was to try to think as people around you think.
Now on that basis, anything’s possible.
親父から学んだのは、相手の立場になって考えることだ。

そう考えればどんなことだって起こるさ。

安全なはずの自宅を深夜に襲撃され、九死に一生を得たマイケル。
腹心のトムに語るのは、何があっても誰も信用しないというマイケルの冷徹かつ強い意志です。

この時点で黒幕はほぼわかっていたのでしょう。内部の裏切り者だけが謎のまま、マイケルは事態の収拾に素早く動き始めます。

And I said to myself, this is the business we’ve chosen.
I didn’t ask who gave the order, because it had nothing to do with business!
私は自分に言い聞かせた。これが我々の選んだビジネスなんだと。

誰が手を下したのかも聞かなかった。ビジネスに関係ないからだ!

父ヴィトーの古くからの知り合いであるハイマン・ロスと対峙するマイケル。

ファミリーの元幹部であるフランキーを殺そうとしたのは誰かと食い下がるマイケルに対し、ロスはかつて同志だったモー・グリーンの死因を追求しなかったエピソードで応じます。

口には出さないですが、モー・グリーンの死にマイケルが関わっていることを知っているのです。

「ビジネス」のためなら仲間の理不尽かつ不条理な死も受け入れ、駆け引きの道具に活用する。

本当に油断もスキもない人間ばかりですね。。

I make an offer he don’t refuse. Don’t worry.
やつが断れない提案をする。心配しないでくれ。

横暴を極めるファヌッチに対し、ヴィトーが友人に語ったのがこのセリフです。
後に口利き業でのし上がっていく彼の原点がここにありますね。

実は同じセリフが「ゴッドファーザー」の第一作にも出てきます。

“offer”は「オファー」と日本語にもなってますが「申し出る」「提供する」という意味です。
ここでは「申し出」を表す名詞として使われていますね。この場合の “make” は「作る」ではなく「する」と訳すと自然です。

人生に関する名言

keep your friends close but your enemies closer
友はそばに置け、敵はもっとそばに置け

マイケルがハイマン・ロスとの神経戦を勝ち抜くための秘策が父ヴィトーから教わったこの一言。

相手を油断させるためにあえて近づく。リスクも大きいですが、ここぞというときはそんな大胆な行動も必要なんですね。

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FREDO you’re nothing to me now you’re not a brother, you’re not a friend, I don’t want to know you or what you do
フレド、お前とは縁を切る。
もう兄でも友人でもない。勝手にやってくれ。

マイケルと実の兄であるフレドとの亀裂が決定的になった瞬間のセリフです。

最後の一文を直訳すれば「お前のこともお前が何をするかも知りたくない」となります。

ゴッドファーザーパート2 フレド
ParamountPictures

自業自得とはいえ、気の弱いフレドには酷な感じですね。

とはいえ、ファミリーを守ろうと努力すればするほどバラバラになっていく矛盾にマイケルもまた苦しみます。

肉親というのは他人とは違って、一度こじれると難しいものですね。

Frankie — you were always interested in politics — and history.
フランキー、あんたは政治と歴史が好きだったよな。
How they based them on the old Roman legions and called them regimes — the capos and the soldiers. And it worked.
ローマ帝国の軍団を手本にして組織を作ったんだ。うまくいった。

Yea, it worked.
ああ、大成功さ。
Those were the great old days you know.
昔はよかったよ。
The Corleone Family was like the Roman Empire.

コルレオーネ・ファミリーはまさにローマ帝国のようだった。

ParamountPictures

FBIの留置場で対面するトムとフランキー。

二人が語るのは、”great old days (古き良き時代)”。イタリア系らしくローマ帝国の話題で盛り上がりますが、トムは単に昔話をしにフランキーに会いに来たのではありませんでした。

ローマ軍団に例えられるほど強大だったファミリーがなぜこんなことになってしまったのか、、という二人の残念な気持ちが「昔はよかった」に込められています。

詳しくは本編を見てもらいたいのですが、もう会うことはない二人が感情を押し殺しつつも精一杯の友情を示すシーンに心を揺さぶられます。

If anything in this life is certain, if history has taught us anything, it’s that you can kill anybody.
この世で確かなこと、歴史が証明していることがあるとすれば、それは「誰だって殺せる」ってことだ。

もはや影響力のないハイマン・ロスの処遇をめぐり、現実的な提案をするトムにマイケルは納得しません。

父ヴィトーを手本にファミリーを率いてきたマイケルですが、次第に人間的な心を失っていくマイケルもまた過大なプレッシャーと過酷な人生における被害者といえるのかもしれません。

まとめ

自らの才覚でのし上がっていく若きヴィトーの高揚感にくらべ、二代目マイケルは組織防衛と時代の変化への対応という難しい課題に直面し、気の休まる暇がありません。

「ゴッドファーザーパートII」は単なるマフィア映画にとどまらず、様々なタイプの人間が織りなす人間ドラマとしも見ごたえ十分です。

まだ見たことのない方はもちろん、見てから時間の経っている方も、必ず新たな発見があるのでぜひお勧めします。

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この記事を書いた人
チップマンク

50代会社員。転職5回。
帰国子女でもなく留学経験もないですが、外資系や国内海外部門での経験を生かして英語に関するネタを中心に提供していきます。

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