「ブルックリン」/あるアイルランド女性の成長物語。ファッションにも注目!

名画座

あらすじ

1950年代初頭のアイルランド。食料品店で働くエイリシュは、閉鎖的で代わり映えのしない生活に希望が持てないでいた。会計士の姉ローズは、そんな彼女のためにニューヨークで働くチャンスを与える。

新天地の生活に戸惑い、ホームシックに苦しみながらも徐々に居場所を見つけていくエイリシュだったが、やがてニューヨークと故国の間である選択を迫られる。

ブルックリン (字幕版) -アマゾンプライムで観る-

勝手に評価

キャスト 4.0
映像 5.0
音楽 3.5
演出 3.5
総合 3.5

一人の女性が苦労しながら異国の地で生活基盤を固め、自信を持つことで故郷を見つめる視点もまた変わっていきます。

男目線で見ると「?」という行動もありますが、ここは現代的な感覚で判断してはいけないのでしょう。

インターネットなどない当時は距離や時間の感覚も違うでしょうし、女性に限らず「生きる」ための決断も今より遥かに重かったであろうことは容易に想像できます。

その上での彼女の最後の行動ですが、負の影をひきずる存在との決別を通して、一人の人間として成長した様子が象徴的に描かれています。

姉に頼りがちだった渡米前とは顔つきからして違います。シアーシャ・ローナンの演技力にも注目です。

それにしても、「控えめなイタリア男」というのもいるんですね(笑)。

また、本作品は「映像の美しい映画」としても知られています。

ブルックリン

故郷アイルランドの地に咲く草花や青い空、カラフルな衣装の鮮やかさと、ニューヨークの現代的で洗練された色使いの対比が印象的です。

ブルックリン

ちなみにグリーンはアイルランドを象徴するカラーで、彼の地をモチーフにした他の作品でも用いられていますね。

作品情報

原題 Brooklyn
公開 2015年 イギリス・アイルランド・カナダ
監督 ジョン・クローリー
出演 シアーシャ・ローナン (エイリシュ・レイシー)
  エモリー・コーエン (アンソニー”トニー”・フィオレロ)
  ドーナル・グリーソン (ジム・ファレル)
  フィオナ・グラスコット (ローズ・レイシー)
  ジム・ブロードベント (フラッド神父)
この記事を書いた人
チップマンク

50代会社員。転職5回。
帰国子女でもなく留学経験もないですが、外資系や国内海外部門での経験を生かして英語に関するネタを中心に提供していきます。

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